どもどもー!
前回のおいらの記事、読んだ人手を挙げてー✋
新型コロナウイルス対策専用の漢方として新しく調合され、中国で凄まじい臨床治療効果を上げている「清肺排毒湯」について取り上げました。 例によって日本のメディアではほとんど報道されないのはいつものこと。 漢方なんぞにコロナ治療の主導権を握られた日には、劇薬くんたちが売れずに儲かりませんからね。
副作用もほとんどなく、免疫力と自然治癒力が高まる生薬中心の漢方がはやると、病気にもかかりずらくなっちゃう。 それだと閑古鳥が鳴いちゃう業界が無視を決め込むのもいつものこと。 そっちの業界がメディアのスポンサーなので、そりゃー世の中に出て来ません。 まー、いつものことですね^^;
漢方薬に対する世の中のマイナスイメージを挙げてみると、
- あまり効かない。
- 胡散くさい。
- むしろ症状が悪化した。
てなところでしょう。 ここにスポットを当てて揚げ足を取り、強引に貶める手法が蔓延しています。 困ったことに偽物の生薬を取り扱ったり、きちんと診断できないインチキ漢方医がたくさんいるのも事実なのです……orz
一応マイナスイメージに対して反駁しておきますと、
- 漢方は患者の体質に合った生薬を調合し、免疫力と自然治癒力を高めて、悪因子を根治する方向を目指します。 対処療法ではないので即効性にはあまり期待できません。
- また、体質に合わなければ長期間服用してもあまり意味がありません。 効果が得られなければ患者の様子を見ながら生薬の調合を変えて、最適な処方にたどり着くのがベストなのですが、そういう出会いもなかなか得られないのもネックです。
- 好転反応に症状の悪化を伴うことがあるので、西洋医学信者だとびっくりしてしまいます。 薬を常用しているような人だと好転反応が激烈に出てしまうのも特徴です。
という感じでしょうか。 まー、良いお医者さんに会えるかどうかが肝なのは、西洋医学も東洋医学もある意味同じですが。。。
前回の記事に寄せられたコメントへの返信
冒頭で貼った前回の記事に、たくさんのコメントをいただきました。 ありがとうございます! 皆さま熱心で、いくつか返信したい内容があったので、ここで取り上げます。
私も独自で調べて「清肺排毒湯」の存在知っていました。あと予防にも効果が期待されると噂の補中益気湯・十全大補湯等々...処方してもらうと効果的とか。一応市販薬もあるようですが 効能の程は…どうなんでしょう。
「清肺排毒湯」の存在を知っていたとは、さすがですね! おいらは漢方医ではないので服用を促すことはしませんが、「補中益気湯」も「十全大補湯」も代表的な気血双補剤なので、気力・体力を回復させて免疫力を高める予防としては理に叶っていますね。
私も長く漢方医の先生にお世話になっておりますが、他の病院などで処方される漢方が見当違いのものだと言われたことが何度かあります。それだけ専門知識が必要なのだと思いました。漢方いいですね!
体質や症状、病気の経過と身体の反応を見極め、的確に処方できる漢方医がホンモノです! 何かの病気の治療に漢方を使っていて期間が長引いており、かつ調合(処方)に変更がなくて好転していないのであれば、その漢方医に見切りをつけるのも大切です。 滋養強壮に用いる漢方は別の話ですが。。。
台湾に来てから漢方はかなり信用出来るようになりました。科学的では無いのかもしれませんが、絶対に効果ありますよね😋
台湾には名漢方医が多くいますし、彼らを師と仰ぐ弟子もたくさんいますよね。 「不妊治療の体質改善に漢方がストライクだった!」という話はおいらもたくさん見聞しています。 良漢方医との出会いって大切ですよね!
そういう薬なら全世界で使えばいいじゃん!と思われそうですが、きっと飲む人間次第なんでしょうね。元々ウイルスには耐えられる体だけど、力が不足しているからサポートしてくれるパートナーのような。
まさしく! 人工呼吸器をつけて意識もないような重症患者に、漢方を投与したところで本末転倒です。 ただし、本来ウイルスに対処できるだけの免疫力と自然治癒力が人間には備わっているので、それを引き出すサポートをしましょうねーという使い方が吉ですね。 「は? 自然治癒力? 何それ、おいしいの? ウイルスもやっつけるけど、善玉菌も皆殺しの刑じゃー!」というのが現代の医療事情ですから……
そういえばお客さんの薬剤師さんやお医者さんは薬を飲んでる人が少ないです。体調を崩した時は漢方薬を飲んでると言ってました。飲んでみたいけど病気にならないんですよね
薬剤師さんやお医者さんであれば、普段自分たちが処方している薬がどういう性質のものかはよく知っていますからね。 知れば知るほど、漢方薬になるんですよねー。 ダメラボさん、病気にならない身体が一番です(^_-)-☆
中国のローカル病院に行ったら、漢方は即効性がないから抗生物質の方がいいだろうと言われたことがあります。(細菌性風邪との診断) とりあえず医者に逆らう語学力はないので何が来ても従うしかありません...
残念ながら、漢方のメッカ中国でも、治療の主流は西洋医学ですもんね。 上でも言及しましたが、ニセモノ生薬とインチキ漢方医が跋扈しているのも事実ですし…… 抗生物質は即効性があるので、すぐに症状を抑えたい人たちに絶対的な需要がありますね。
漢方薬は信頼出来ますね。最初の7都府県はもうとっくにかかって抗体ついてる人多そう(^^;)とか思ってます。まあ濃厚接触した人いないしOKかな?と・・
それ! 実はおいらも「日本中キャリアだらけじゃね?」と思うところはあります^^; 感染しても治療できれば普通の肺炎と変わらないんですよ。 もっとも日本人の死因の第3位が肺炎なので、コロナじゃなくてもインフルや風邪をこじらせて亡くなる人はたくさんいるのよねー。 普段から基礎疾患の根治に努め、免疫力と自然治癒力を高めておくことが重要ですね。
漢方薬って治るのに時間がかかり馬鹿にしてたけど、ちゃんと効能があって即効性があれば問題は無いですよね。
残念ながら漢方に即効性を求めるのはキツイです。 散々述べて来ましたが、体質を改善して根治を目指すのが漢方です。 治療に一定の時間はかかりますが、病気になるに至った悪因子そのものを断ちます。 対処療法だと抗生物質でバイキンそのものをやっつけますが、発病しやすい体質には目を向けません。
ご紹介ありがとうございます。でも、褒めすぎです。なるべく、大吉さんが言ったレベルまで近づくように頑張ります。
李哲先生、ご登場! 褒めすぎてないですよ。 痛くない鍼を開発してください! それだと響きが足りないからダメなのは分かっていますが……^^;
あ、そうそう! 今年の花粉症は例年と比べてびっくりするほど楽でした! 嫁パグが煮詰めた漢方エキス、毎日愛飲していまーす(^_-)-☆
本場の中国鍼:李哲先生のブログを三度紹介
さて、李哲先生にご登場いただいたところで、今回もブログのご紹介です。 李哲先生ご自身が「清肺排毒湯」の解説をされていました。
生薬の特徴と効能にも触れているので、必見ですぞ! 今響かない人にも、いつか響く時が来るかも知れません。 お気に入りに追加しておくことを推奨いたします( `ー´)ノ
出典:中国日報
来源:国家卫生健康委员会办公厅 国家中医药管理局办公室
世界中で猛威を振るうコロナウイルス…… 中国の死亡者数を抑え込んだ一つの要因に、「清肺排毒湯」が活躍したことは間違いなさそうです。
「中国政府が発表する感染者数と死亡者数など信用できん! 実数はゼロが一つ多いはずだ! そうじゃないと他国の現況と整合が取れない!」と青筋を立てる論客もいますが、その人だって考察のベースは一部の偏った情報と推測に過ぎません。
現地にネットワークがあるので生きた情報が入って来るのですが、中国全土が武漢だと思ったら大間違いです。 断っておくけど、おいらは中共万歳ではありません。 でもねー、「中国=ワルモノ」というレッテル貼りから抜け出せない人たちが多いことに眩暈も覚えます。
ぅおっと、ついついしゃべり過ぎちまったわぃ。 おいら、こっち方面の議論はしないので、あしからず。。。 皆さま、益々素敵な引きこもり生活を(^_-)-☆
チャンチャン^^/