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上海・梅花路の「南門涮肉」をレビューする

見出しにある「」という文字、日本では見かけないですよねー。 「ゆすぐ」「すすぐ」という意味があり、調理用語で「しゃぶしゃぶ」という意味もあります。 「肉」で「肉のしゃぶしゃぶ」となりますね。 ってなわけで、先日の上海出張時にしゃぶしゃぶを喰らってきたので、大分経っちまいましたがレビューしておきます。

 

前回の上海出張のインパクトNO.1は、 

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やっぱりこいつですね。 あまりにぶっ飛んだアートなので、グーグル神の逆鱗に触れるのを恐れ、自主的に広告を非表示にした記事でもあります。 そういう記事に限って、はてなの人気エントリーに掲載されてしまうのだから 、世の中とは無情です^^;

 

ブログ開始12ヶ月目で、初のはてな人気エントリーがこれで、その後はいつも通りの平常運転。 まー、今までもバズなしでブログ運営してきているので、思うことなど特にありません🐾

 

上海・梅花路の「南門涮肉」

今の季節は鍋が旨い! 中国の鍋と言えば「火鍋」という答えが導き出せるほど日本でも浸透してきましたね。

 

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最もメジャーなのが、「鴛鴦鍋(おしどり鍋)」と呼ばれる、この形態でしょうか。 鍋を半分に仕切って、一方を辛く、もう一方を白湯等の辛くない出汁にしてしゃぶしゃぶするパターンです。

 

上の写真があまり辛く見えないのは、注文時に「あまり辛くせずにピリ辛でお願いね!」と頼んだからです。

 

もちろん鍋には「火鍋」以外にも色々な形態があり、中国鍋界のおけるもう一方の雄は、 


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このタイプの鍋です。 北京などの中国北部でよく目にします。 「清水鍋」と呼ばれ、ほぼ水を沸騰させただけの鍋です^^; 今回はこの形態の鍋を食べに行きました。

 

南門

住所: 上海市浦東新区梅花路999弄9号(上海市浦东新区梅花路999弄9号)

※地下鉄7号線「花木路」駅から500mほど、または地下鉄2号線「世紀公園」駅から1kmほど。 

 

まー、普通ならワル吉がレビューするレベルの店なんだけど、おいらのソウルフードである羊肉が美味しかったのよね。 あと、中華式の鍋って何を食べても旨いのよ。 その辺を差し引いて読んでみてちょんまげ🐾

 

上海のスタッフら3名で鍋をつつきました。

 

「南門涮肉」のレビュー

鍋なんでね、ひたすら素材を放り込むだけです。 


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清水鍋。 28元(≒450円)。

上に貼った鍋を上面からパシャリ。 熱源は熱々の炭です。 上のツマミで空気が入る量と火力を調整できます。


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蒜泥麻油(にんにくマー油)、1椀6元(≒100円)。 秘制麻酱(特製チーマージャン)、1椀6元(≒100円)。

醤油やネギ等の薬味は無料で、この子たちは有料の調味料です。 中国では遠慮せずにガッツリとにんにくを食べられるのが素敵です♪

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青岛白啤。 1本15元(≒240円)。

ぉおー、青島白ビールがあるではないですか! ほんのりと甘みがあり、とても飲みやすいビールです♪

 

待つこと5~6分。 カートに乗っかって、ドカドカっと一気に具材がやって来ました。 


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牛舌。 48元(≒770円)。

はい、牛タンです。 日本だと牛タンはあまりしゃぶしゃぶしませんよね? 実はしゃぶしゃぶしても激ウマなのです♪ 予想した倍のボリュームで出て来ました( ゚Д゚) これで770円はお得です!


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娃娃菜。 12元(≒190円)。

ベビー白菜。 軽く火を通してすぐに食べてもよし、じっくり煮込んで食べてもよし、最高の脇役です。 ベビー白菜をアップで撮ったものがなかったので、これで勘弁してちょんまげ🐾


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金针菇(えのき)。 16元(≒260円)。

上等牛里脊(上級牛ヒレ)。 68元(1,090円)。

手切羊上脑(羊ロース)。 58元(930円)。

はい、鍋にぶち込む具材としては、文句のつけどころがありませんね。 羊ロースが最高でした!


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鹌鹑蛋。 16元(≒260円)。

うずらの卵。 これまたおいらの大好物。 注意して聞いておかないとよくあるのが、殻付きの生卵を渡されるパターン。 「茹でて剥いてから持ってきてね」と頼めば対応してもらえることが多いけど、忙しくて人手が足りないと断られることもあります。 この店は「茹で剥き済み」がテンプレだったのでグッド!


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山药。 16元(≒260円)。

山芋。 皆さんはどのタイミングで山芋を食べるのが好きですか? おいらはサッと火を通した頃の、ホクホクする前の食感が一番好きです。 シャキシャキとホクホクが混在したあの頃です!

 

お鍋でグツグツやっている画像が一枚もないのは愛嬌ということで・・・(^q^)


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羊肉串。 1本6元(≒100円)。
羊の串焼き。 食いかけて途中で気付き、パシャリ。 一人2本ずついただきました。 旨ーい( ゚Д゚)

 

足りなければ途中で具材追加と考えていましたが、お腹がパンパンになりました。 〆の乾麺や水餃子の出番はなし。

 

「南門涮肉」、コスパは悪くないです

お代はそれぞれ1本ずつ青島白ビールを飲んで、353元(≒5,650円)。 一人当たり1,900円弱でこれだけ食べられれば文句はありません。

 

一番問題なのは、上海の市街地からかなり離れたところにあるので、この店を目的に出かけるには相当不便です。

 

しかし、今回おいらは世紀公園の目の前にある「上海帝盛酒店」に宿泊しました。 地下鉄2号線の「世紀公園」駅と直結しており、浦東空港へのアクセスがよく、浦東で仕事をするには便利なホテルです。 このホテルからだと歩って1kmほどで梅花路の美食街に行けるので、散歩がてらちょうど良い距離です。

 

「上海帝盛酒店」に宿泊することは年に数回あるので、次回も行ってみたいと思います。 羊がおいらを待っている限り(^_-)-☆ 

 

チャンチャン^^/ 

 

≪2020年1月21日追記≫

後日、同じ梅花路美食街の西洋料理店を訪れました。

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