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外国送金(仕向送金)で更なる優遇レートを勝ち取りました!

「ふぁー、なにこの銀行、脳ミソ発酵してんじゃねーの?」

と思わずぼやいてしまう出来事がありました。

 

今夏(2019年8月)に、外国送金(仕向送金、以下「外送」と略)で利用している銀行の担当者から、「取扱手数料が上がる」という無機質で事務的な電話がありました。 ちょいとムカっときたおいらに「神パグ」のペルソナが降臨し、 1ドル1円の為替手数料を1ドル50銭まで爆下げしたやり取りをアップしたことがあります。

 

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会話形式メインの面白い内容になっているので、未読の方はぜひご覧ください。 先にこの記事を読んでおくと、本記事の理解が深まります。

 

そして冒頭の流れです。 消費増税前のタイミングだったので、9月のとある日だったと思います。 一枚の紙切れ(封書)が銀行から届きました。 開けてみると、消費増税に伴う利用料金の変更のお知らせでした。

 

詳細名称を書くと行名を特定されちゃう可能性があるので、サービス名には触れないでおきます。 外送をインターネットバンキングで行っており、それを使うには毎月利用手数料を支払う必要があります。 消費税が2%上がる通知だと思っていたら、サービスの利用料自体も1,000円値上げするという内容でした。

 

新たなサービスが使えるようになったから、1,000円分捕るらしい。 そのサービス、おいら使わないし・・・ 使わないサービスを勝手にセットでぶち込んで、基本料をアップするとは許せん! 貴様らは『頭脳戦艦ガル』か!!

 

おいらがお子ちゃまだったころ、ファミリーコンピューターなるテレビゲームが一世を風靡しました。 父パグは、それはそれは厳しい人だったので、理由もなしに子どもにテレビゲームを買い与えることなんかしません。 時給換算すると150円くらいで家業を手伝い(笑)、コツコツと貯めたお金とお年玉を投入し、憧れのファミリーコンピューターを手にしました。

 

本体だけではゲームはできませんね。 当時『スーパーマリオブラザーズ』という神ゲーが大流行し、おいらも「ほしいほしい病」に憑りつかれました。 大金を握りしめ、街のおもちゃ屋さんに行きました。 ファミコン自体は問題なく買える時期になっていましたが、問題はソフトのマリオ!

 

当時問題になった抱き合わせ販売を堂々とぶっ放す悪徳店主でした。 『スーパーマリオブラザーズ』が欲しいなら、『頭脳戦艦ガル』と『バイナリィランド』というクソゲーを抱き合わせて買うしかないと、悪びれる様子もなく言い放ちます。 抱き合わせで買わされるソフトを選ぶ権利さえ与えてくれません。 そもそもソフトを3つも買うお金がありません・・・(>_<)

 

うなだれて泣きそうになる子パグを光の世界に引き上げてくれたのが父パグでした。 厳しい父でしたが、年末の冬休みの遊びたい時期にせっせと内職に励む子パグに救い船を出してくれたのです。

 

子パグ「・・・・・・(ノД`)・゜・。」

父パグ「買ってこい。」

子パグ「でも、お金が足りない・・・」

父パグ「足りない分は払ってやる、買ってこい。」

子パグ「とうちゃん!」

父パグ「持って帰るぞ。」

 

普段厳しい人ってお得です。 たまに見せる優しさが如来の放射光背ばりの後光を放ちます。 そのおもちゃ屋さんの店主は皆から嫌われるヤツで、数年後にエアガンの違法改造に手を出してお縄になりました・・・

 

閑話休題

 

そうそう、要するに『頭脳戦艦ガル』の抱き合わせ販売ばりの、便乗値上げにカチンときたわけです。 早速銀行の担当者に電話しました。 すると、担当者が代わっていました。 ろくに引き継ぎもできなかったようです。 なるほど、今夏の経緯を知っていれば、事前連絡くらいはあったでしょうに。。。

 

大吉「ーーーかくかくしかじかと状況を説明ーーー、というわけで通知をいただきましたが、使わない機能のために1,000円の値上げは納得できません。」

行員「と言われましても、皆さまに同様のご案内をしておりまして。。。」

大吉「分かりました。 埒が明きませんね。 たかが1,000円の値上げでしょうが、ネットバンキングと貿易システムの月額使用料がもっと安い銀行があります。 先日優遇レートで為替手数料を1ドル50銭にしてもらいましたが、そのことを他行の担当者に話すと、もっとがんばれば自行にも可能性があるか聞いてきました。 御行もがんばってくれたので、今までの付き合いを重視してその話は打ち切りましたが、改めて聞いてみますね。」

行員「すいません。 私個人の判断ではこの場で回答することができないので、一度お電話をお切りして支店の判断を仰ぎ、改めてお電話させていただいてもよろしいでしょうか?」

 

大吉「構いませんよ。 次回の送金まで少し間が空きますから、ゆっくりと行内調整してください。 御行の回答を待ってから、どちらで送金するか決めることにします。」

行員「はい、分かりました。 すぐに確認してご連絡いたします。

 

おいら天才じゃね? 

 

「銀行」って聞くと、なんだか相手の言いなりになっちゃいそうな雰囲気があるのよねー。 でもね、金消契約だろうが取扱手数料だろうが、下手に出る必要は全くありません。 無理な要求は先方も無理だと言ってくるし、妥協点を見出して譲歩したにせよ、相手を儲けさせていますからね、こちらは(。-‘ω´-)キッパリ!!

 

それほど待たずに担当者から電話で連絡がありました。

 

行員「目下行内で調整中でして、差し支えなければ優遇レートを提示して来ている銀行名を教えていただけないでしょうか?」

大吉「あ、それはお伝えすることはできません。 疑っているのであればそれはそれで構いませんよ、すぐに他行と連絡を取りますから。 他行がどうこうではなくて、御行がどういう条件を提示できるかだけお伝えいただければそれで構いません。」

行員「失礼いたしました。 本日中に改めてお電話いたします。」

 

この銀行、他行からはハイエナ扱いされています。 他行の融資を借主に返済させて真水を入れるなんてことはお茶の子さいさいです^^;  そのくせ地元でちょいと顔が効くからと、他行には高圧的という話も耳にします。 そんな銀行に情報は渡せません^^b

 

しばらく時間が経ち、夕方に再度担当者から連絡がありました。

 

行員「色々と行内で調整させていただいた結果、まずは大吉さまのご要望に沿う形で、従来通りの月額使用料で引き続きサービスをご利用いただけます。」

大吉「ありがとうございます!」

行員「さらに次回の外送利用時から、1ドル25銭の為替手数料でご利用いただけるように調整中です。 システムへの登録と反映に数日要しますが、よろしいでしょうか?」

大吉「ぉおー、刻まずに一気に来ましたねー。 これなら他行もさらに下を行く優遇レートを出すのは厳しいでしょうね。 ありがとうございます!」

 

大勝利です\(^o^)/

 

年間50万ドルを外送利用した場合、今夏までは年間50万円の為替手数料を取られていました。 今夏の調整で25万円と半減し、さらに今回のやり取りで12万5千円まで為替手数料を圧縮することができました。 37万5千円を粗利で稼ぐのはとても大変です。

 

銀行にとってはとんだ藪蛇でしたが、おいらにとっては「ここほれわんわん」で金貨を掘り当てたに等しい成果に大満悦!! ツイてる、ツイてる♪♪

 

画像が全くない物寂しい記事になってしまったので、久々にツレとの写真をペタっとな🐾 


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チャンチャン^^/