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シャングリ・ラ常州の中華料理「香宮」をレビュー、安定の美味しさです

パンパカパーン!

 

なんと、おいらのブログで初めて中華料理をレビューする、記念すべき日となりました!

 

上海の美味しい日本料理屋さんを紹介することがほとんどでしたからね。 ちょいと意外ですか? どうしてそうなっちゃうかと言うと、おいらの中国出張は大抵工場のある広東省東莞市からスタートします。

 

東莞と言っても西北の外れに位置する橋頭鎮であり、このエリアのレストランはびっくりするほど湘菜(湖南料理)だらけです。 地域的には粤菜(広東料理)になるのですが、探すのが非常に大変です。 湖南省や江西省から働きに来ているワーカーさんがすごく多いからなのでしょう。 おいらの工場のワーカーさんも8割が湖南・江西出身です。

 

で、この湘菜(湖南料理)、中国で一番辛い料理だと言われています。 「辛いと言えば川菜(四川料理)じゃね?」という意見が出て来そうですが、川菜は花椒(山椒の同族異種)をアホみたいにたっぷり使うので、舌が痺れて味が分からなくなります^^;

 

湖南料理は各種唐辛子をふんだんに使い、辛さを引き立てた料理が目立ちます。 大吉は辛いものが苦手ではないので、好きか嫌いかと問われれば、「好き」です。 美味しいか不味いか聞かれれば、「おいしい」と答えます。 でもねー、洗練された美味しい中華料理からはかなり離れているのよ・・・

 

「まー、普通においしいけど、わざわざブログで取り上げるほどでもないよねー」となっちゃう自分がいます^^;

 

初日

大吉「かー、久々の湘菜は旨いねー。 酒も進む、進む! カンパーイ!」

 

2日目

大吉「あー、昨日飲み過ぎたー。 また湘菜? 仕方ないよね、(夜)カンパーイ!」

 

3日目

大吉「今日はもう飲まないから・・・湘菜、飽きるね・・・(夜)カンパーイ!」

 

4日目:

大吉「マジもう今日は湘菜無理!」

工員「川菜にします? 東北料理にします?」

大吉「同じじゃーい! (夜)カンパーイ!」

 

もうねー、おいらにとっては写真を撮ろうとかいう気分にすらならないのよ・・・ 写真映えはするので、一度くらいはワル吉にレビューさせるかも知れません^^;

 

シャングリ・ラ ホテル 常州

常州ってどこ? はい、ウィキペディアに振っちゃいましょう。

常州市 - Wikipedia

上海の西北、江蘇省にあります。 上海から高速鉄道に乗り、48分で到着します。 南京方面に向かい、蘇州や無錫など日本でも知名度の高い都市を間に挟みます。

 

交通の利便性も高く、地価も大都市と比べると割安になるので、多くの日系企業が進出しています。

 

で、シャングリ・ラ ホテル 常州のURLをペタっとな🐾

常州のホテル - ラグジュアリー5つ星 | シャングリ・ラ ホテル 常州

常州市内からは大分南に離れるので、観光をベースに宿泊を考えるのであれば、立地的には不便です。 工業団地が近くにあるので、その中に用事がある人には最高に便利ですが。。。

 

中国地方都市のシャングリ・ラ ホテルは言うまでもなくおすすめです! 都市部と比較すると、サービス・クオリティー面で劣るケースがほとんですが、とはいえそこは安定のシャングリ・ラ クオリティー!

 

朝食はどこに行っても安定していますし、都市部のようにホテル代が高くもありません。 シャングリ・ラ 常州も1泊1万円ほどで宿泊できてしまいます♪ おいらはシャングリ・ラのジェイド会員なので、ビジネス利用では朝食なしの一番安いプランで予約すれば十分です。 会員特典で朝食付きとなりますし、部屋のアップグレードもままあります。

 

シャングリ・ラ系列のホテルには、和食だと「西村」、中華だと「香宮」が入っていることが多いです。 常州の「西村」については、先日ワル吉がレビューしています^^;

 

www.best-luck.work

 

「西村」さんの名誉のために言っておきますが、普通に美味しいですよ。 ただ、「コスパ的にこのままだと、周りに負けちゃうよー、がんばってねー」という話をしただけです^^/

 

シャングリ・ラ常州の中華料理「香宮」

中華料理は円卓を囲める人数で行くのが一番楽しめます。 なぜなら一皿あたりにそれなりのボリュームがあるので、少人数で行くと少種類の料理しか楽しめません。 おいらの感覚的には、5-6人だとまだ少なく、7-8人いればまあ何とか。 10人くらいがベストで、12人超えになると円卓の大きさ次第という感じ。

 

前菜と穀物系を抜いて、人数+1~2品を頼むとちょうどよい量になります。 全部食べ切るにはキツイ量になることも多いですが、中華を接待で使う場合、「全皿完食」という量は相手に対して失礼になります。

 

ぅおっと、大分前置きが長くなりましたね。 でも今回のレビュー、2人で食べています・・・ ダメじゃん!(笑)

 

そいじゃーいつものごとく、提供された料理順に画像を貼って行くね。 ペタっとな🐾


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無料の前菜セット。 侮るなかれ、美味しいです! 生ニンニクを醤油ベースのタレに浸しただけの前菜も、クセになる美味しさを持っており、2人で完食してしまったほどです^^;


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チンタオビール\(^o^)/ 


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拡大してみると、「SHANGI-LA」の文字が! OEM生産しちゃうとは、やるねー、シャングリ・ラ!!

味ですか? 旨いに決まっています。 チンタオビールと中華料理って、無敵のコンビネーションじゃないかと。 


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海鮮スープ。 画像では識別できませんが、刻んだ魚介類がふんだんに入っています。 緑色のは海苔系の何かで、混ぜ混ぜしてすすります。 聞いていないから予想だけど、おそらく陰陽太極図を描いたのかと。

 

いやー、上品! 湘菜では逆立ちしても出せない味です。 旨し!


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そぼろ肉とネギ、その他微塵切り野菜と窝头。


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センターをアップでパシャリ。 はい、語らなくても分かりますね。 はー、何でもかんでも唐辛子をぶちこんでおけばOKという、野蛮な湘菜とはレベルが違うぜ! メチャクチャ酒が進みます。 ビールとの相性、良すぎです♪ 


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窝头をひっくり返すと穴が開いており、そこに詰め詰めして召し上がります。 不味いわけがないですね^^

 

窝头って日本語でなんて言うんだろう? 「窝头wōtóu」は「窝头wōtóu」なので、意識したことがなかったなー。 マントウとは違うし・・・

 

窝头の意味 - 中国語辞書 - Weblio日中中日辞典によると、“トウモロコシ・コーリャン・大豆などの粉を水でこねて蒸した食べ物;円すい形で熱がよく通るように底部から中を空洞にしてある”とのこと。 まー、何となく理解してもらえればOKです♪


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牛肉ちゃん。 見た目かなり濃いめのタレがビャーって降りかかっていますが、見た目の通り濃い味付けです^v^ でもこれ、激ウマです! チンタオビールとの相性は言うまでもありません。 


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エビマヨとドラゴンフルーツ。 幸せになれる逸品です。 プリップリとか、口の中で余韻が残るとか、当たり前のレビューだと伝わりません。 語彙力がなくてすまんのぅ・・・

 

他にも食べてみたい料理がたくさんありましたが、2人だとこれが限界です。 穀物系をチャーハンとかで攻めちゃうとヤバイことになるのは分かっていたので、無難に窝头にしておいて正解でした。

 

チンタオビールとの相性が抜群なので、1人で4本(5本かも知れない)空いちゃいました。。。 さすが「香宮」、安定の美味しさですm(_ _)mゴチソウサマデシタ!!

 

最後はすっかり気持ちよくなっちゃって、お会計の金額まで覚えていないのですが、サービス料(16%)込みで600元(≒9,000円)くらいだったと思います。 しこたま飲んでいるし、美味しい中華料理をいただけたので、コスパ的には満足です。

 

払ったお会計に対し、自分がどの程度の満足感を持つことができたかって、意外に大事だと思います。 そうした観点からみても、「香宮」はさすがのサービスとクオリティーでした。

 

チャンチャン^^/