みんなー、元気かーい!?
おいらのフィギュア工場がある東莞市橋頭鎮は、湖南・江西両省からのワーカーさんが多く、外食レストランといえば湘菜(湖南料理、唐辛子をぶっこんだ辛い料理が特徴)ばかりです。
別記事で、
湖南料理は各種唐辛子をふんだんに使い、辛さを引き立てた料理が目立ちます。 大吉は辛い物が苦手ではないので、好きか嫌いかと問われれば、「好き」です。 美味しいか不味いか聞かれれば、「おいしい」と答えます。 でもねー、洗練された美味しい中華料理からはかなり離れているのよ・・・
「まー、普通においしいけど、わざわざブログで取り上げるほどでもないよねー」となっちゃう自分がいます^^;
初日
大吉「かー、久々の湘菜は旨いねー。 酒も進む、進む! カンパーイ!」
2日目
大吉「あー、昨日飲み過ぎたー。 また湘菜? 仕方ないよね、(夜)カンパーイ!」
3日目
大吉「今日はもう飲まないから・・・ 湘菜、飽きるね・・・、(夜)カンパーイ!」
4日目
大吉「マジもう今日は湘菜無理!」
工員「四川料理にします? 東北料理にします?」
大吉「同じじゃーい! (夜)カンパーイ!」
もうねー、おいらにとっては写真を撮ろうとかいう気分にすらならないのよ・・・ 写真映えはするので、一度くらいはワル吉にレビューさせるかも知れません^^;
と触れた通りです。
実際に湘菜(湖南料理)のレビューは、未だに一度もやったことがありません^^
先日レビューした羊鍋は、
湘菜ではないけど季節料理なので、 常に食べられるわけではないのです。
湘菜だらけの橋頭鎮で、リーズナブルで美味しい粤菜(広東料理)のお店はずっと見つけられなかったのですが、前回やっと開拓できました。
てなわけで、今回も突撃して来ましたよー。
「橋興海鮮酒家」(「桥兴海鲜酒家」)
住所: 東莞市橋頭鎮宏達中路108号(东莞市桥头镇宏达中路108号)
前回予約なしで行ったら個室は全て埋まっていたので、今回は事前に予約を入れておきました。 円卓がたくさん並んだホールでワイワイやるのは、個人的にはあまり好きではありません。 自分たちがワイワイやる分にはいいのですが、周りのワイワイは耳障りです^q^
今回は11名で夕食を食べました。 円卓を取り囲んで食べるには最適な人数です♪
「橋頭海鮮酒家」の食レポ2
それではいつものように、提供された料理順に画像を貼り付けて行きます。 ペタっとな🐾
スペアリブの炊き込みご飯。 って、マジかいなー! 一発目で提供される料理じゃないだろよと( ゚Д゚) おいらだけでなく、中国人も一様に驚いていました。 冷菜のように作り置きしてあったとか? はたまた他のテーブルでキャンセルをくらったとかなのか?
中国ではよくあることですが、料理を大量に頼み過ぎた時に、「うえー、もう食えんよー。」ってなりますね。 すると服務員を呼びつけ「まだ作っていないなら、いらないからキャンセルして!」とやることがままあります。 そうした他の注文からのお流れ弾疑惑で会話が盛り上がりました^^
もち米で炊き込んであり、肉汁が染み込んでいて旨し♪
理由は分からんが紙に包んで調理してあります。
ハサミでジョキジョキして開くと、
ドドン! スペアリブ!! 肉好きなヤツらが集っているので、スペアリブ2連投でも問題ありません。 紙で包んだ意味がいまいち分からない料理ですが、美味しいので問題なし^^b
客家豆腐。 餡が豆腐に詰められています。 煮込んだスープが美味いと奇跡の料理になります。 あー、幸せ♪♪
芥蘭菜(カイラン菜)とベーコンの炒め物。 カイランは日本ではあまり馴染みがないですが、中国でよく食べられる野菜の一つです。 キャベツやブロッコリーの仲間と言われていますが、ホンマかいな!? 歯ごたえがあって多少の苦みがあるのが特徴。
うんうん、旨し! なんでもかんでも唐辛子をぶち込んで炒める湘菜とは違い、上品な味付けです。
蒸しマントウ、揚げマントウ、カボチャ餅。 お好みで右上にある練乳を付けていただきます。 個室を予約してそれなりの人数でそれなりの量を注文すると、大抵何かしらおまけしてくれます。 もっと高いのがいいとリクエストしましたが、鼻で笑われてしまいました(ΦωΦ)
ガチョウ肉。 この店の人気料理。 前回食べて全員が「旨い」を連発し、あっという間に骨と皿だけになった逸品。 おいらが口にする前になくなりました( ゚Д゚)
椒塩蝦。 「椒塩」は中華料理の鉄板調味料(調理法)の一つ。 山椒(サンショウ)の同族異種である花椒と塩をスパイスに使った料理で、まずハズレがありません。 迷ったら「椒塩」系を何か一つ入れておくと便利ですぞ。
椒塩 - Google 検索で画像検索をかけてみると、食欲を刺激する料理がわんさかと出てくるので、参考までに貼り付けておきますね🐾
搾菜(ザーサイ)炒め。 ビールとベストカップルになれる酒の肴。 ご飯の上に乗せて食べても美味しいですよ♪
唐辛子炒め。 デーブルを囲んだ11人中8人が湖南・江西両省の出身なので、彼らのソウルフードを一応注文。 全く辛くないもの、ピリッとするもの、ヤバすぎるほと辛いもの・・・どれに当たるかはあなたの選択次第!というロシアンルーレットみたいな料理。 味ですか? 食べてないので分かりませーん(-。-)y-゜゜゜
サーモンの刺身×3。
前回頼んだ刺身盛り合せが、
致命的に残念だったので、無難にサーモンだけをピックアップして注文しました。 サーモンだけはどこで食べてもあまりハズレがありません。
おいらはサーモンはあまり好きではないので食べていませんが、中国人の皆さんはサーモン大好きな人が多く、好評でした。
ベビー白菜のガーリック炒め。 中国に来た時の心のオアシス。 日本人に合うあっさりとした味付けで、中華の油っこさに馴染めない人には救いの女神。 不味く作る方が難しいので(笑)、これも覚えておくと重宝します。
牛肉鉄板焼き。 広東料理だとピーマンなのが吉! 湖南料理だとこのピースは確実に唐辛子です(>_<) 「ジュワー」っと音がしているうちに平らげてしまいましょう。 胡椒がパラっとふりかけてあって、食とビールが進みます♪
スズキの煮付。 中国の魚料理は淡水魚が多く、基本どいつもこいつも泥臭いので、魚料理を攻める時は海水魚を選択するのが正解。 魚好きが多いので、この子もあっという間に骨だけになりました^^
「橋興海鮮酒家」、おススメです
日本料理屋さんだとメニューもある程度絞られており、何回も通ううちに定番マイメニューが出来上がり、美味しい料理に舌鼓を打つことはできるけど毎回同じ。。。ということになり勝ちですが、ここは料理の種類が本当に豊富です。
また、ある程度の規模を持つ中華料理店だとコックさんも大量にいて、様々な味付けに対応してくれます。 例えば今回食べた「ベビー白菜」と「スズキ」を例に取って説明してみますね。
「ベビー白菜」
- 蒜蓉・・・ガーリック炒め
- 上湯・・・煮込みスープ
- 清炒・・・通常炒め
「スズキ」
- 清蒸・・・蒸し煮
- 葱油・・・ネギ油ベースの煮込み
- 紅焼・・・醤油ベースの煮込み
- 水煮・・・超激辛四川風煮込み
- 糖酢・・・甘酢あん煮込み
もちろん調理法はもっとあります。 気に入った調理法があれば、メニューになくても気軽に聞いてみると、大抵対応してもらえるのが中華料理の素敵なところです(^_-)-☆
湘菜(湖南料理)だらけの橋頭鎮で、リーズナブルで美味しい粤菜(広東料理)のお店を開拓できたのは僥倖です。 出張時には毎回1回はお世話になることでしょう。
大量のビールを消費し、お会計は1,332元(≒20,650円)。 一人当たり1,880円也。 日本だとビール代しか出ないかな^^; しこたま飲んで、かつ美味しい広東料理をいただけたので、コスパ的には素晴らしいと言えるでしょう。
でもね、今回もたくさん飲んじゃって、ヤバかったです( *´艸`)
チャンチャン^^/