中華圏の旅行手配に強いサイトといえば、「Trip.com(トリップドットコム)」。 中国出張が多い大吉は、地方ホテルの予約や中国国内線航空券の手配にガッツリ活用しています。
「Trip.com」を使う時は、アメックス・プラチナカードで外貨建決済すると、ポイントがウハウハなことになりますよ♪ という内容の記事を書いたことがあります。
今回は「Trip.com」本体の会員ステイタスとポイントプログラムについて取り上げてみます。 大吉本人も知らないことが少なからずあったので、大いに勉強になりましたが、あまりにもニッチな話なのでほとんどの人が知らないのではないかと。。。 というわけで✖で直帰が推奨です、流し読み推奨です^^b
Trip.comには3つのポイントが存在します
景気のいい話ですね。 運営者の説明によると、
「ポイント」:Trip.comでホテルや航空券を予約したり、レビューを投稿していただくと付与されるポイントです。ポイントは、割引コードに交換が可能です。→ 仕様変更、文末に追記あり
「ティアポイント」:Trip.comでホテルや航空券を予約すると付与されるポイントです。ティアポイントの積算数により、会員ステイタス(シルバー、ゴールド、プラチナ)が決まります。上級会員になると、通常ポイントに加え、ボーナスポイントが付与されます。また、trip.comより上級会員限定のホテルセールなどのご案内をいたします。
「PointsPLUS」:航空会社と提携したTrip.comのポイントログラムです。ホテルを予約すると、マイレージプログラムのマイルがたまります。
Trip.comのご利用により、上記3つのポイントが全て付与されます。
となっています。
ぉおー、なんだかワクワクしてきますね。 「ポイント」はまあよくあるやつですね、簡単に理解できます。 次の「ティアポイント」、これってJALに例えるとFLY ONポイント(FOP)ってことかい? お洒落ー。 最後の「PointsPLUS」はと・・・ふむふむ・・・提携航空会社のマイルまでたまるってこと!? すごくね!! 完全に見くびっていました。 最初の「ポイント」しかまともに理解していなかったよ、おいらは。。。
会員ステイタスを決めるティアポイント
大吉はティアポイントのことをほとんど理解していなかったので、運営者の説明を熟読しました。
会員ステイタスは、積算ポイントにより異なります。ティアポイントは、航空券やホテルなどをTrip.comでご予約いただくと付与されます。積算ポイント別の会員ステイタスは以下の通りです。
ティアポイントは、ご予約の商品(航空券やホテルなど)へのお支払額により計算されます。Trip.comはこれらの規約を変更する権利、及び最終解釈権を有します。
リストの一番上の説明が、日付・概要・予約番号とわけワカメなのはさらっと流しましょう。 中華の日本語訳サイトによくあり勝ちな、「これネイティブチェック受けたの?」みたいな不自然な文章はサイト全体を通して見当たりません。 ケアレスミスですな^^
ちなみに誤訳も極めるとこういうのもあります( ゚Д゚)
【海鲜自助涮涮锅】
正解訳例:海鮮しゃぶしゃぶバイキング
ひどい誤訳:魚自助ゆすぐゆすぐ鍋だけである
ネイティブチェックは大切にね! 看板なんだから♪ という脱線でしたm(_ _)m
さて、ティアポイントの話に戻ります。
上級会員になるには?
過去12ヶ月間に獲得したティアポイントを毎月計算し、その合計数により会員ステイタスが変更されます。ティアポイント数は、通常毎月2日までに計算されます。
ティアポイントとは何ですか?
積算ティアポイント数により、会員ステイタスが決定されます。積算ティアポイント数とは、過去12ヶ月間のホテルや航空券の予約により獲得したティアポイントを合計したものです。積算の対象は、宿泊済み、または搭乗済みの予約に限ります。キャンセルした予約については、ティアポイントは加算されません。
ふむふむ、これはJALでいうところのFOPという解釈で問題ないようです。 粋なことをしてくれるねー。
自身の会員ステイタスを確認してみると、どうやらおいらはプラチナ会員だったみたいです( ゚Д゚) 知りませんでした。。。
12ヶ月間で14,019ティアポイントを獲得しているので、プラチナに必要な5,300ティアポイントは余裕でクリアしています。 維持については楽天の会員ランクシステムに近い感じでしょうか。
ティアポイント履歴を2019年の分だけ抽出してみました。
結構派手についています。 2カ月で2,919ティアポイントもらえているので、プラチナ維持はかなり楽な印象です。 このティアポイントがどうやって計算されているのかは、次のポイントと一緒に触れます。
割引コードと交換できるポイント
先にティアポイントから取り上げましたが、次にポイント(仕様変更、文末に追記あり)です。 例によって運営の説明を見てみましょう。
ポイントとは?
Trip.comで会員登録後、予約やホテルレビューの投稿などをしていただくと、お礼にポイントをプレゼントいたします。また、ボーナスポイントキャンペーンも随時開催しています。
ポイントの付与について
Trip.comの会員になると、Trip.comのウェブサイトやアプリでの予約でポイントを獲得できます。獲得できるポイント数は、予約した商品の種類や予約代金、通貨換算レートにより異なります。
ポイント付与率
商品 付与率 航空券 1000円につき約13-16ポイント ホテル 1000円につき約43-53ポイント ※ポイントの付与率は、通貨の換算レートにより変更となる場合があります。上記の付与率は参考情報です。予告なしに変更される場合があります。実際の獲得ポイント数は、お支払い完了後に表示されます。
ポイントの利用について
- 獲得済みのポイント数を確認するには、Trip.comウェブサイトにログインして「ポイント」をクリックしてください。アプリで確認する場合は、[アカウント]→[ポイント]の順にタップしてください。
- ポイントは、他人のTrip.comアカウントに移行することはできません。ポイントを割引コードに交換後、その割引コードを使って他の人の予約をすることは可能です。
ポイントの有効期限について
- ポイントの有効期限は2年間です。期限切れのポイントは、保有ポイントから自動的に削除されます。
よく分かるようで全く分からないのが、ポイント付与率です。 まーあれだ、運営の匙加減だから任せなさいということでOK? ^^;
ポイントは先日割引コードに交換したばっかりなので、こんな感じ↓↓↓
ティアポイントと同じように、2019年分のポイント履歴を抽出してみました。
ポイントとティアポイントは同じ計算システムなのかな? と思いきや微妙に違うし、ここは触ってはいけない部分なのだと理解しました^^
その他で160ポイントもらえているのは、レビューです。 レビューすればもらえるレビューまちがリストにずらーって並んでいるけど、おいらの性格的に同じホテルを何度もレビューできないのよねー。 気にせず何度も同じ文章を上げている人を見習うべきなのか。。。
ためたポイントは割引コードと交換し、ホテルや航空券の値引きに使えます。 大吉的には「Trip.com」の支払いはアメックス・プラチナの外貨建決済一択なのでCNY(人民元)の割引コードと交換しています。
もちろんJPY(日本円)でも交換可能です。
人民元、日本円だけでなく、多くの通貨で割引コードに交換できます。
割引金額はぶっちゃけそれほど破壊力はありませんが、そもそも中華圏の旅行手配では最安値になっていることが多いので、上手に使って行ければプチハッピー感を味わえます^^
PointsPLUSプログラムでマイルがたまる
最後にPointsPLUSです。 このプログラムも大吉は全く感知していませんでした。 大吉センサーの感度の低さのお詫びと、Trip.comの太っ腹なプログラムに敬意を表し、特別に埋め込みでリンクを貼っておきます♪
Trip.comのポイントログラムで、ホテルを予約すると、なんと提携航空会社のマイレージがたまります。 パチパチパチ!
提携航空会社は現時点(2019年3月4日現在)で11社もあり、希望の航空会社のマイルと紐付けできちゃうとのことです。
どこか提携できる航空会社があるかな? と勇んで確認してみましたが、大吉が保有しているマイレージカードは一つもありませんでした。 無念・・・orz
とはいえ、今後もTrip.comでホテル予約をしていく機会は多いでしょうから、とりあえずBritish Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイレージ会員にでもなっておこうかなー。
チャンチャン^^/
≪2019年4月14日追記≫
2019年3月28日付で、保有ポイントがTrip Coinsに移行されました(600ポイント=100 Trip Coins)。 単にポイントプログラムの名称が変わり、数字調整が行われただけと言っても差し支えないレベルの変更です。
詳細はこちら↓↓↓
≪2019年4月19日追記≫
「Trip.com」で各種ポイントを総取りする裏技を公開しました。
- 楽天スーパーポイントが2%
- Trip Coinsが100米ドル毎に80+プラチナ会員ボーナス30%
- ブリティッシュ・エアウェイズのマイルが1ポンド=3 Avios
- アメックス・プラチナの外貨建決済で3%
とクアドラプルでおいしい内容となっています。 ぜひご一読ください♪♪
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