さて、本日2020年2月8日は、旧暦の1月15日。 春節後最初の満月となるこの日は、中華圏では元宵節と呼んで盛大に祝います。
今年は新型コロナウイルスが猛威を振るっているので、とてもじゃないけどそんな雰囲気ではありません。
多くの省や市が、明日(2月9日)まで企業活動を禁止していますが、いよいよ明後日からお仕事が解禁されます。 とはいえ、多くの工場がスタートさせたくてもスタートできない状況になっています。 理由は色々ありますが、最大の要因を二つだけ挙げるとすると、
- 物理的にワーカーさんを戻せない。
- 工場をスタートさせる要件を満たせない。
ここに集約されます。
1.に関しては、もうそのままです。 おいらの工場は湖北省出身のワーカーさんは一人もいませんが、どの地域も新型コロナウイルスを蔓延させないために、極端な人の出入り制限をしています。 買い出しで村の外に出るにも村発行の証明書が必要で、外部との接触を避けるために道路は封鎖されています。
物理的にワーカーさんが戻って来れないのであれば、落ち着くまで静観するしかありません。 またこのような状況下では、心理的に外に出たくないワーカーさんだっているはずです。。。
2.に関しては、ちょっとというよりかなりお粗末です。 うちのフィギュア工場がある工業団地では、昨日(2月7日)になってやっと通達が回り、そこには工場をスタートさせる要件がびっしりと提示されていました。 多岐にわたる要件を全て満たし、政府のチェックを受けてOKが出たら仕事を始めてよいとのお触れです。
内容を列記することはしませんが、工業団地にある数百に及ぶ工場で、2月10日にスタートできる工場は一つもないでしょう。。。 物理的に達成不能なミッションばかりだからです(>_<) 一例だけ書きますが、大量のマスク・アルコール洗浄液・消毒液の所持と使用が必須です。 防疫上必要なことですが、流通の絶対量が不足しすぎていて購入することすらできません……
おいらの工場では、通達が出るはるか前の1月末の段階で支払いを済ませ、それらアイテムの到着を待っています。 優先させるべき地域と業種に振り分けられてからなので、フィギュア工場に回ってくるのはずーっと後になることでしょう…… ぅおっと、暗い書き出しになっちゃいましたね^^;
JAL東京⇄広州便のマイル設定が復活!
さて、気を取り直して本題です。 先日、JALの東京⇄広州便が、3月末までマイル設定自体がないよー
という記事をアップしました。 アップした後に、JALから中国路線の一部運休・減便のお知らせが発表されました。
新型コロナウイルス関連肺炎の発生に関する対応について - JAL国際線
東京⇄広州便は、週7便(毎日)から週4便(月水金日)に減便となります。
「減便してしんどいから、マイル設定はやめておくねー。 有償チケットを購入してちょーだい!」ということなのでしょうか。。。
決定は仕方ないし支持はしますが、やっぱりマイル設定がなくなる告知は出した方が良いと思います( `ー´)ノ
という辛口の文章も書きました。 この声が届いたというわけではなく、ただ単純に減便路線だったのでシステムの調整に時間を要しただけのことだと思いますが、マイル設定が復活していました♪
これが2月で、
こっちが3月と。
空白になっているのは火木土なので、減便調整を受けてフライト自体がないことを示しています。 3月の日曜日に飛ぶ便以外であれば、往復20,000マイル(基本マイル)で無償の特典航空券が取れます。
有償チケットの方も、概ね安値で確保できます。 ただねー、中国の現況を鑑みるに、予定はコロっとひっくり返されそうです。 ここから先の予約は、渡航勧告や禁止が出ない限り自己責任となるので、安値の返金保証がないチケットを購入するには勇気が必要です。
その点、無償のマイル発券であれば、
払戻手数料3,100円(税込)を払うことで、マイルも全て戻って来ます。 新型コロナウイルスがひと段落着くまでは、マイルを有効活用するのが賢いと改めて感じています。
チャンチャン^^/